ABOUT US

Message

今をビジュアライズすることで、
未来にビジョンを投影する。

fograとは写真・映像とグラフィックを融合した言葉です。
Webメディアや映像テクノロジーのデザインを通し、
社会環境に顕在化し、価値に変換することが弊社の役目と捉えています。
言い換えればデザインとは、共に課題を見つけ、共に解決することです。
その結果がイノベーションであり、企業をゴールへ導くプロセスであると考えています。

コーポレートカラーのfogra pinkは行動指針の象徴で、無邪気さと情熱を表しております。
無邪気は「楽しく行動する」、情熱は「本気で行動する」、その2つを1つの色彩としました。

fograでは、テクノロジーを使いつつも人間の感情を大切にしています。
中でも作り出す人間の「手」に焦点をあてています。
デザインでビジュアライズする上での基本手段は「絵と言葉」と考えています。
特に文字と図案は遥か古代から存在し、それもまた人間の手から生まれてきました。
テクノロジー表現に変化してもそれは変わらないと考えます。
手から生み出されるすべての感情を見つめることで、
本質的な意味で他者を知ることができ、
未来を創造することができると信じています。

fograが目指すのは、誰もが互いの課題を発見して互いに解決する未来です。
課題について毎日考え、生活につながりがあることだから、大切なのは考え続ける習慣。
fograでは課題の発見と解決をし、心地よいデザインとプロジェクト伴走を提供します。
どうか、カフェに来るようなリラックスした気持ちで、岩出山まで遊びに来てください。
相談をお聞きしている間に、企画の糸口が見えてくることがあります。
客観的な視点と切り口は私たちに任せて、思いの丈をいくらでも話してください。

株式会社fogra
代表取締役

高橋 雄一郎 YUICHIRO TAKAHASHI

STAFF

代表取締役 CEO

高橋 雄一郎YUICHIRO TAKAHASHI

グラフィックデザイナー/デザインディレクター。1980年青森県生まれ。東北芸術工科大学卒業後、株式会社ユニグラフィックに入社。放送局の広報やプロスポーツ分野の企画・制作、自動車産業拡大ツールの制作など、社会インフラに関連したデザイン開発を手掛ける。2016年よりブルーファーム株式会社に入社後、一次産業の分野に特化した国内外のデザイン開発実績は800アイテムを越える。2024年4月からは社内起業し、株式会社fogra代表取締役となる。東北芸術工科大学非常勤講師。公益社団法人日本グラフィックデザイン東北ブロック代表。GRAPHIC DESIGN IN JAPANへの掲載、多数のグッドデザイン賞の受賞など、グラフィックを中心としたデザインの機能と質を向上させることについて模索している。主な自主プロジェクトにインバウンド向けの目的地レストラン「月夜のディナー」、主な共著作に「日本・地域・デザイン史II」(美学出版)、「ジカツデザイン」(誠文堂新光社)がある。特に好きなことは、料理と文字作りと鉄道に乗ること。小さな頃住んでいた青森の実家は木造2階建で小屋のような家は風が吹くと屋根が吹き飛びそうな音が鳴り、畑や田んぼに囲まれていた。夜は蛙の合唱で耳を慣らし、クワガタやカブトムシを採りに行く宝のような場所だった。父は大工をしており、金槌や鋸が自然と遊び道具になる。ものづくりが好きになり、家具作りや料理が好きになっていた。中学では突出して美術がよく、柔道部で今のような体力と忍耐の基礎ができた。高校に入ってからは公募で出したポスターやロゴが評価され、美術ではなくデザインが好きだということに気づく。高校3年次には親に土下座して父の大工を継がずにデザインの大学に行きたいと決意。大学で会った恩師に影響を受けて、グラフィックとコピーと企画書の世界に没頭していく。就職活動も十分とはいえず、卒業間際に決まった制作会社に拾ってもらったのが社会人としてのスタートだった。思い起こせば高校の時、担任に「あんたのデザインは普通だねぇ。」という一言に火がつき、この世界に入るきっかけを作ってもらったのはほろ苦い思い出。

取締役 COO

横田 健TAKESHI YOKOTA

ビデオグラファー/ビジュアルストーリーテラー。1985年宮城県気仙沼市生まれ。中央大学経済学部国際経済学科卒業後、野村證券株式会社、株式会社ジェーシービーを経てブルーファーム株式会社に入社。フォトグラファーとブランディングディレクターとして人物、商品撮影の他に、イベントや観光などのプロモーション映像制作などを担いながら、企業、自治体のブランディングや営業企画、商品開発を担当。食品、日本酒の海外輸出PR事業、観光誘客プロジェクトなど、写真、映像を通して活動の幅を広げる。主な掲出媒体としては、広告、WEB、商品パッケージな度がある。2023年にはフリーランスカメラマンとして「写真館ヨコタ。」「MaskAlive」を設立し、自身の活動と並行するダブルワークをスタート。2024年株式会社fogra設立。漁業が盛んな宮城県気仙沼市の漁具店の長男として誕生。幼少期からエンタメに興味を持ち、自分が常に主人公であると勘違いしながら生きてきた。高校、大学とフェンシングに明け暮れ、大学時代に結果が出ず人生で初めて挫折を味わうも俗に言う「体育会系メンタル」を習得。大学卒業後、体育会系メンタルを発揮できる仕事として証券会社に入社し、様々な業種の経営者に出会ったことがきっかけで、プロモーション、マーケティングに興味を持ちクレジットカード会社へ転職。この頃から趣味でカメラを手にし、ロックバンドのライブ撮影でライブハウスや、音楽フェスでアーティスト撮影から、人物撮影を軸に、商品広告、料理写真や映像撮影、編集を学ぶ。営業成績の数字が仕事の全てという価値観の中で、自由に表現できる写真が評価され、自身の価値観が大きく変化していく。そんな中、東日本大震災で故郷が被災。全国から被災地に駆けつけたボランティアが自身の特技、職で被災者を笑顔にする様子を目の当たりにしたことで自分自身を見つめ直すきっかけとなった。

MISSION

未来にビジョンを、
今にビジュアライズを。

映像とグラフィックのテクノロジー制作会社です。
企業を中心にあらゆる分野に広告を初めとしたビジュアライズを提供し、
多様な未来に向け、ビジョンを扇動します。

VISION

ビジュアライズであらゆる想いをつなげ、
希望が持てる寛容な世界。

VALUE

常に問いをやめない。
答えは必ずあなたの中にある、
だからこそ、扉はいつも開けておく。

STATEMENT

私たちは、ビジュアライズを信じている。
ビジュアライズは、他者へ伝わるわかりやすさの入口となり、
この世界の分断に新たなビジョンを生み出す。
ビジュアライズは、人と社会に好奇心をもたらし、
より自分らしく在るための背中を押す。
そんなビジュアライズを、どうしたら手にすることができるのか?
fograは、この普遍的で広範なテーマへの挑戦に、
映像とグラフィックと融合したテクノロジーで立ち向かい、未来にビジョンを突きつける。
ビジョンにつなげて物語化し続けることで、
異なる他者との間に寛容が生まれ、この世界の多様さに気づくことができる。
多様さに気づくことで、世界に向けて好奇心が動き出す。
遠ざけるべきは、あらゆる無関心や中傷が生む分断。
手をつなぐべきは、絶え間ない好奇心と寛容が生む想像力。
この世界がより好奇心にあふれ、
絶え間なく創造し続ける場所にするために。

未来にビジョンを、今にビジュアライズを。

設立趣意書

これまでの20年間、僕自身の中にあるクリエイティブエンジンは、プロダクトを生み出す度、デザイン産業分野の中で職能が役に立った時の感情にある。それがクライアントの売り上げや名声が上がる度、クリエイティブに関わるエンジニアとしての自覚で、思い切り働けるフィールドとして紡いできた。嘗ては不条理な対応や積み上げてきた企画と制作物が踏み潰された時、その度に強い使命達成に努めて、意義と興味を有するビジョンをエンジンに、情熱と能力を発揮することができた。実地で経験し、また何がこれらの真剣な気持ちを鈍らすものであるかということも知ることができた。
2024年春、このクリエイティブエンジンの載せ替えを行う。世間はブランディング戦争の最中、グラフィックプリントツールを駆使した差別化も前時代化した。同じ産業分野に軸足を置きつつも、これまでを超える時代表現を共同精神を持って思う存分、技術と能力を発揮できるような状態に置く。2人というわずかな人員で、その拠点は小さくとも、いかに楽しいものであり、成果に飢え、理想を実現できる構想を心の中に抱いてみた。それは単なるエンジニアの塊ではなく、アーティストの魂に他ならない。実直な映像とグラフィックの融合は、「今」を映し出し、「未来」を楽しく創造していく手段の一つになっていく。そして我々は様々なアクションを通じて大きな社会のうねりを創っていく。
最初は写真・映像とグラフィックデザインという2人の得意技を武器に、今に息づくデジタルテクノロジーを櫂にし、この荒んだ海へと漕ぎ出すことにした。準備運動はわずかながらも思い立ったからこそ、今この舟で漕ぎ出す。できるだけ小さな形態であらゆる問題と課題を解決していく。我々は緊密さと確固たる技術を持って行えば、いかなる荒波を押し切れる自信と希望を持って出発した。この初志は泥臭さをたぎらせ、我々の仕事が社会に理解され、利用価値を見出されるまでは、相当な時間が要すると考えたからだ。まずは供給制約に至った現代のリクルートプロモーション、多様な市場に売り込める輸出分野への展開。人類がコミュニケーションの拠り所としてきた原点「絵と言葉」に通底しているからこそ、この部門に特化しながら、多方面より多種多様な要求に応えていくつもりである。
飽和した産業で今後隆盛するかがまだ見えない所存、それこそが新しい風景を見たいがための決意を此処に表明する。我々の心からなる初志は、社会の広範な層に反響を呼びこみ、気運を高め、達成した感動を人と分かち合いたい。そのために、何をつくるかよりも、何のためにつくるか、誰とつくるかを唱え、今をビジュアライズし、未来にビジョンを示すことから始めていく。

2024年2月20日 高橋雄一郎